国立歴史民俗博物館

国立歴史民俗博物館（略称「歴博」）は，日本の歴史と文化に関する研究を組織的かつ持続的に推進するため1981年に設置された大学共同利用機関です。歴博は，歴史資料・情報の収集，整理，保存，調査研究そして提供という一連の機能を有することを最大の特色としています。これらの機能を有機的に連携させた博物館型研究統合によって，有形無形の多様な資料に基づき，文献史学・考古学・民俗学および自然科学を含む関連諸学の学際的協働を通じて，現代的視点と世界史的視野のもとに，日本の歴史と文化に関する基盤的並びに先進的研究を推進します。大学共同利用機関として，そのすべての機能を国内外の研究者と共有するとともに，次代を担う研究者を育成し，それらの活動を通じて広く国内外の人々に日本の歴史と文化への理解を促進します。