大阪大学グローバル日本学教育研究拠点・「国際日本研究」コンソーシアム共催
オンライン・ワークショップ
マイグレーション研究とデジタル・アーカイヴ
COVID-19パンデミックの影響により移動や接触が制限されるなか,研究のあり方,研究交流のあり方も,新たな可能性を模索することが求められています。
このことを踏まえ,大阪大学グローバル日本学教育研究拠点では,「国際日本研究」コンソーシアムの協力のもと,下記のようなワークショップを企画いたしました。マイグレーション研究をテーマとしながら,デジタル・アーカイヴの先進的取り組みから学ぶとともに,若手研究者の研究交流を図る機会としたいと思います。
第1部では,スタンフォード大学フーヴァー研究所Japanese Diaspora Initiative キュレーターの上田薫先生から,COVID-19パンデミックのもとでのデジタル・コレクションの活用と運用のご経験について「邦字新聞デジタル・コレクション」を中心にお話しいただき,髙井由香理先生からコメントしていただいたあと,ディスカッションを行います。
第2部では,根川幸男先生に研究紹介の口火を切っていただいたあと,参加者の方々全員にご自身の研究内容を簡潔にご紹介いただき,研究交流を図ります。ここでの出会いから学会でのパネル発表の企画が生まれてくるような研究交流をできればと願っています。
現役の大学院生をはじめとする若手研究者の方々が積極的に参加してくださることを期待しています。
日時:2021年8月1日(日) 09:30~12:00JST
開催方法:オンライン
司会:フェリッペ・モッタ(大阪大学特任助教)
09:30~09:40 趣旨説明(宇野田尚哉日本学拠点副拠点長)
第1部
09:40~10:00 上田薫講師(スタンフォード大学フーヴァー研究所)
「COVID-19パンデミック下でのデジタル・コレクションの活用と運用」
10:00~10:10 髙井由香理講師(日文研外国人研究員)によるコメント
10:10~10:30 質疑応答・意見交換
第2部
10:30~10:40 根川幸男講師(日文研プロジェクト研究員)による研究紹介
10:40~11:20 参加者による研究紹介
11:20~12:00 講師・参加者による意見交換・研究交流
申込方法等
・本件担当のフェリッペ・モッタ特任助教( fmotta@let.osaka-u.ac.jp )宛に,7月13日(火)17時までに,お名前・ご所属・研究テーマをお知らせください。その後,ご自身の研究内容を紹介するパワーポイント・スライド1枚を事前にご提出いただきますので,お含みおきください。なお,申込者多数の場合は,参加者の多様性の確保などに配慮しつつ,主催者の側で選抜させていただく場合がありますので,ご了解ください。ご参加いただけるかどうかは,7月14日(水)にご連絡いたします。
・当日のZoom Meeting情報は,ご参加いただく方に後日ご連絡いたします。
講師紹介
上田薫講師(スタンフォード大学フーヴァー研究所Japanese Diaspora Initiative キュレーター)
https://www.hoover.org/profiles/kaoru-ueda
*「邦字新聞デジタル・コレクション」 https://hojishinbun.hoover.org/?l=en
https://research.nichibun.ac.jp/sp1/ja/researcher/staff/s091/
根川幸男講師(国際日本文化研究センタープロジェクト研究員)
https://research.nichibun.ac.jp/sp1/ja/researcher/staff/s483/